2009年03月05日
日本の福祉⑤
1993(H5)年
「アジア太平洋障害者の10年」
障害者の人権と完全参加と平等を推し進めることを宣言する。
3月「障害者対策に関する新長期計画ー全員参加の社会づくりをめざしてー」(長期計画)策定
12月「心身障害者対策基本法」⇒「障害者基本法」
完全参加と平等を目指すこと
1996(H8)年 「障害者プラン~ノーマライゼーション7か年戦略」
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《WHOの障害概念の変化》
1980年・・・・ICIDH (医学モデル)
☆障害とは、身体的、知的、精神的な機能障害
障害者とは、身体障害、知的障害又は精神障害があるため、継続的な日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者
2001年・・・・ICF(社会モデル)
☆障害とは、社会が、個人の能力や機能に関して、一定の基準に達することを、個人に要求することによって生じる社会的障壁や態度
☆社会環境が、個人の疾病、変調、事故、その他に伴う心身の特徴を受け入れないことにより、個人が日常生活又は社会生活が継続的又は断続的に制限を受ける状態をいう
障害者とは(イギリス障害学)
社会の障害物によってその能力を発揮する機会を奪われた人
~弁護士 吾妻 俊裕
「障害者の人権確立に向けて 障害者の権利条約と日本の課題」より~
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2002(H14)年
「アジア太平洋障害者の10年」をさらに延長する。
障害者のための包括的で、障壁から解放され、権利に根ざした社会の進出を宣言
2003(H15)年「障害者基本計画」スタート
「障害者基本計画」では
「リハビリテーション」と「ノーマライゼーション」を基本理念に、障害の有無にかかわらず、国民の誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う共生社会の実現をめざし、「生活支援」「保健」「医療」などの分野について基本的な方向を定めている。
Posted by 会員
at 17:45
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