2011年11月07日
文部科学委員会(参議院)
インクルネットからの転載します。
スゴイです。参議院が動画で見られます。地方にいても、夜中でも手軽に知ることができる時代になりました。
賢い国民になりたいです。
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障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワークML
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みなさま
内木です
参議院TV http://www.webtv.sangiin.go.jp/webtv/index.php
文部科学委員会
10月25日(火) あいさつ(初心表明)
文部科学大臣 中川正春 氏 インクルーシブ教育と特別支援教育の
両方を並べた発言あり
副大臣 奥村展三 氏
森ゆうこ 氏
政務官 神本美恵子 氏
城井崇 氏
10月27日(木) 最初の質問者
* 内木さんが紹介してくださった、10月27日の参議院文教科学委員会での、那谷
屋正義議員のインクルーシブ教育に関する質疑ですが、那谷屋議員 のホーム
ページに議事録がアップされていました。http://www.nataniya.jp/pdf/20111027.pdf
那谷屋正義氏 「特別支援学校就学奨励費は76億6千万円の予算で
あるが、改正・障害者基本法との整合性が無い。
通常学級に予算がつけられるべきである」
森ゆうこ副大臣 「現在、特別支援教育の在り方に関する特別委員会の
合理的配慮ワーキンググループで正に検討中。
支援員の予算は408億円地方措置されている。
通級も就学奨励費の対象である」
「実態にあった対応をしていく」
那谷屋 氏 「通常学級に保護者の付き添いが求められるなど問題有り。
文科省はインクルーシブ教育に積極的に取り組むべきで
ある」
* 森副大臣の「通級も就学奨励費の対象」との回答は、文科省の
“通級でインクルーシブ教育だ”と強弁してしまおうとの考え方そのまま
に聞こえました。
愛知県教育委員会・特別支援教育課は「通級はできていない」と私に
回答しました。
昨年の東京「障害」児教育研究集会では「通級は10%しか実行でき
ていない」という実態が報告されました。
できない「通級」で「インクルーシブ教育だ」と言われても困ります。
つまり、文科省はインクルーシブ教育をやる気無し!
インクルネット議連・副幹事長である那谷屋さんの質問に感謝いたし
ます。
*インクル議連に参加していただく、入っていただくことにも力を入れ
ないと文科省に負けてしまいます。参加・加入を呼びかけましょう。
* 特別支援学級で「就学奨励費」の説明が無く6年過ごしてしまった
という実例を聞きました。
文科省に問い合わせましたが、「私、現場に出たことが無いので説明
しているのか分かりません」という回答を先週受けました。(吹き出し
そうになりました)
書類を出さないともらえませんし、6年前に戻ってもらうこともでき
ません。
「私は教えられない」という特別支援学級の担任でしたので書類(制度)
の説明もしなかったのかもしれません。
これはこれで被害が有ったので改善が必要です。
熱心な教師の方もおられますが「手厚い」場合ばかりではありません。
* 特特委の「合理的配慮ワーキンググループ」と言っていますが、
特別な場所での支援を合理的配慮とは言いません。
「一般」社会・「通常」学級での「調整を図る」ことなので「特別支援
学級・学校での合理的配慮」ということは有り得ません。
ここでも「特別支援学級・特別支援学校がインクルーシブ教育」だという
まやかしが有ります。
このような点を追求することが重要なことだと考えます。
ないき
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◎分けない社会は、分けない教育から!!◎
Posted by 会員
at 23:47
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