2010年10月09日

ねがいはひとつ!☆★☆

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一緒に、風景をみよう~ニコニコ

日本の障害者教育の歴史を知るために、メールのご紹介メール

9月6日付メール
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みなさま。

 人間はみな同じ道筋をたどって「発達」し続けるという「発達保障論」を掲げ、分離教育を熱烈に支持してきた全障研(全国障害者問題研究
会)が、 今年3月3日付で、「障害のある子どもの教育改革提言-インクルーシブな学校づくり・地域づくりー」を公表しています。
 その中で、障害のある子どもの地域の学校への学籍一元化がうたわれています。
 
 このことは、当然、障害児の教育にかかわる人たちの間では広く知られているのだろうな、と思いきや、インクルネット事務局の一木玲子さんに確認 したところ、「おそらくあまり知られていないと思う。全障研の現委員長が荒川智茨城大教授だから、内容はうなずけるが、内部の反対論をかなり押さ え込んで出したものではないか」とのことでした。
 「手をつなぐ育成会」と同様、中央と地方で、かなり温度差があるのかもしれませんね。

 このあたりの事情に詳しい方がおられたら、ぜひ、情報提供をお願いします。


※「障害のある子どもの教育改革提言-インクルーシブな学校づくり・地域づくりー」。PDF版は添付ファイルで。
http://www.nginet.or.jp/news/opinion/20100303_kyouikukaikaku.html


※全障研機関誌「みんなのねがい」9月号は「インクルーシブ教育」特集。私は図書館で読みました。
http://www.nginet.or.jp/ngi/2010/NGI201009.html

9月30日付けメール
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 全障研の機関誌「みんなのねがい」9月号掲載のの対談で、荒川委員長が、この「宣言」を出したことで、一部の人から「全障研は終わった」と言われたというエピソードを語っています。分離を基本とする「専門的教育」を信奉してきた人にとっては、それだけ大きな衝撃だったのでしょうね。
 しかし、全障研系の団体の方たちと協同で開催した推進会議の「広島フォーラム」でも感じたことですが、少なくとも、障害当事者やその保護者の根っこのところの願いは、そう変わらないだろうと思います。
 過去の経緯はどうあれ、もはや排外的なセクト主義に陥っている場合ではなく、私たち自身がインクルーシブにならなければ、と強く思います。

 広島フォーラムで、シンポジストの石黒敬子さん(日本ダウン症協会広島支部 えんぜるふぃっしゅ)が、「最も悲しむべきは、本来つながるべき親同士が反目しあっていること」という主旨の発言をされましたが、全くその通りだと思いました。
 もちろん、意見の違いは違いとして、議論していけばいいのであって、つながれるところはつながって、一緒にやっていけばいいでしょう。当事者運動レベルでは、自立支援法反対運動で、既にそういう実績がありますので、私は、十分やれると思います。


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◎分けない社会は、分けない教育から!!◎



Posted by 会員  at 15:45 │Comments(0)

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