2011年06月09日

ヒデの救援レポート5月16日・19日

ヒデの救援レポート5月16日・19日

四葉のクローバーを見つけました。
みんながしあわせになりますように~ハート


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障害者権利条約批准・インクルーシブ教育推進ネットワークML
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ヒデの救援レポート5月16日:16と5月19日:17を2本まとめて転送し
ます。

==ヒデの救援レポート5月16日:16================

〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、5月10日までに、
127986329円です。
〓これまでに支援した団体、個人への金額。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援
ゆめ風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、
バクバクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動
のあれこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由
にお使いください。

〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。


〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。
夏のような白い雲が広がって、暑さが、ボクたちの肌を攻撃してくる季節です。
今年は、ついに春が無かったですねぇ。被災地では、状況が刻々と変化してお
り、被災障害者への救援の間口が広がるばかりです。連休には、ボランティアが
街に溢れていたのですが、現地障害者センターが、ボランティア受け入れのため
の、宿泊施設を用意した今、人手はさっぱり集まりません。どのような形でもい
いから、被災障害者支援のボランティア活動に参加してくれるひとを募っていま
す。本当の意味で、ヘルプです!被災地からのヘルプ!の声が、初夏の風に乗っ
て、びりびりと届きます。
●被災地障害者センターみやぎ・ボランティア総合受け付け。電話
022-746-8012・FAX022-248-6016◇応えよ!さらば与えられん!叩けよ、さらば開
かれん!です。被災地のひとびとと、今ある困難と対峙して、共に時代と世界を
切り開き、人の世に光りあれと、人間の叫びを上げるためにも!

〓ゆめ風基金に届けられた、タレント、おすぎ&ピーコさんからのメッセージ!
光・おすぎもピーコも被災した方々へ私達で出来る事をいつもふたりで話してい
ます。何が出来るか具体的には未だですが、少なくとも大きくなくても小さな光
でありたいと想っています。長い時間が掛かります。ふたり共消えない光でいた
いです。おすぎ&ピーコ

〓都道府県宛の厚労省健康局からの事務連絡。
:非常用電源などについて:東日本大震災による電力不足対策のため、エイエル
エス等在宅人工呼吸器等使用患者の療養に支障を来すことのないように、非常用
電源装置:非常用自家発電機、無停電電源装置:の整備について事業を円滑に進
めるため、予め下記のとおり示しますので、難病医療拠点・協力病院との調整
等、よろしくお取り計らい願います。
:1、難病医療拠点・協力病院で非常用電源装置:非常用自家発電機、無停電電
源装置:の整備を行う場合、保健衛生施設等設備整備費を活用できること。
:2、本事業を活用する場合は、難病医療拠点・協力病院が非常用電源装置を難
病患者に対して、原則として無償で貸与すること。
●非常用電源装置の基準額は、247000円:非常用発電機207000円、無停電電源装
置40000円:で調整しているので、補助の参考とされたい。なお、本事業に係
る:重症難病患者拠点・協力病院設備整備事業実施要項:については、追って通
知することとする。以上。

〓岩手陸前高田市・児童デイサービス、ふれあい教室:障害児に対して、肢体不
自由児施設などに通わせ、日常生活における基本的な動作の指導、集団生活への
適応訓練など。
市直営の発達障害児の為の音楽教室が津波で流失。八幡理事が各行政機関に電話
をかけ確認したところ、補助金は出るが、出るまでに相当な期間がかかるとのこ
と。連休明けには、場所を移動しながら、教室を再開したい。津波で流失した楽
器などを揃えたいので、支援してほしい。:支援金送金済み:この教室の先生、
7人中5人が津波で亡くなった。2人は、生存。

〓被災地障害者センターみやぎ活動報告No.1からの抜群。被災地障害者セン
ター・東北・設立。被災状況が各県別に異なることは明らかであるが、県を越え
ての緊急避難が現実には行われている。この時、岩手県・宮城県・福島県が相互
に協力し合う為の環境として、東北統括本部としての:被災地障害者センター東
北:を:被災地障害者センター・みやぎ:内に設置。被災状況は、時々刻々と変
化し支援するタイミングの重要性は、2ヶ月を経過しようとしている今日でも変
わりない。被災の中、:孤立障害者::困っている障害者:を出さないよう、今
後さらに各県と綿密な情報交換と対話をしながら活動をしていく。

〓福島で大震災の津波で失われたひとつの命。筋ジスの佐藤真亮さん。享年35
歳。:人工呼吸器使用、車イス生活。いわき自立生活センターで、週3日、わず
かに動く指で、パソコン入力作業に従事。海べりの家で祖母とのふたり暮らし。
3月11日、いつものように、作業を終え、ヘルパーに送られて、午後2時過ぎ
に帰宅。次のヘルパーが来るまでに、1時間空いていた。午後2時46分大震災
発生。津波が襲来。近くの親族が駆けつけ祖母共々連れ出そうとしたが、一緒に
流された。助かったその親族は、助けようとしたとき、佐藤さんは、:もう、あ
きらめましょう:とつぶやいたとのこと。それが最後の言葉になった。読売新聞
からの抜粋、要約。無念を心に、合掌します。

〓被災地障害者センターみやぎ・活動報告No.1からの抜粋。
被災地ローリング調査・全県に渡る被災状況を調査するために、北地域・仙台市
地域・南地域の3ブロックに分け、それぞれにチーム:1チーム、調査ボラン
ティア2、3人:ごとの活動を行い、調査報告書及びミーティングでの調査報告
を行ってきた。時と共に変化する被災地の状況に対し、より有効な支援をするた
め、チームごとの地域状況の引き継ぎ、情報の共有化、事務局の他団体との調
整・協力等を行っていった。主に、避難所を中心に調査を行っているが、各避難
所には、代表者もしくはリーダーを中心に自治がなされ、役割分担も明確化され
てきている。各所には地域の保健師、看護師、職員、他ボランティア団体:看護
師等の専門職:等が常駐または巡回の形でかかっている。但し、個人情報保護
法・地域の特性、習慣等の為、障害者自身との面談はなかなか厳しい面がある。
丁寧に信頼関係を構築しながら、情報を得るという時間のかかる作業が必要では
あったが、各ボランティアスタッフは根気強く熱心に、:困っている障害者:を
支援する為活動を継続
している。
〓以上!
====================================

==ヒデの救援レポート5月19日:17=================
〓被災障害者支援ゆめ風基金に寄せられた救援金、金額は、〓5月14日まで
に、133263061円。〓5月16日までに、134610457円。〓5月
17日までに、135371157円。〓5月18日までに、142978015
円。5月15月19日までに、144275799円です。
〓5月14日に行われた、被災障害者救援本部おおさかの統一共同カンパ活動に
は、11団体、60名が参加。集まった金額は、122853円でした。
〓これまでに支援した団体、個人への金額。
〓このメールは、東北関東大震災被災障害者救援に関する、被災障害者支援ゆめ
風基金副代表理事、障害者問題総合誌:そよ風のように街に出よう:編集長、バク
バクの会事務局員でもある河野秀忠が感じた、各方面の被災障害者救援活動のあ
れこれの個人的レポートです。広く知ってもらいたいので、転送自由。自由にお
使いください。


〓息の長い救援が求められています。長期戦です。救援金の送り先は、〓郵便振
替口座:00980-7-40043:ゆめ風基金です。;とうほく;と書いてください。


〓東日本大震災救援活動の中のボクの風景。ボクが住まいする街は、5月14日
に開催された、被災障害者救援大バザーの行われた、大阪北部の箕面市です。山
々の緑に囲まれた、静かな住宅の街です。バクバクの会全国事務所もあります。
その街にある、人権課題を担う市民組織で、市内のあらゆる住民団体が参加され
ている、箕面市人権啓発推進協議会という組織があります。ボクが恥ずかしなが
ら、事務局長を努めています。その人権協が28日に定期総会を迎えるのです
が、その場で提案される、議案○活動の基本的考え方の方向:の冒頭部分の抜粋
を紹介します。ガンバレ日本!ガンバレ東北!の居丈高な論調に異を唱えながら。
○2011年3月11日、突然、東日本が大震災に見舞われました。マグネチュド
9、0という、観測史上最大の地震であり、その後の大津波の襲来によって、東
北、関東地方は、壊滅的な被害を被りました。また津波被害を受けた福島県の原
子力発電所6基が壊れ、高い放射能汚染が広がりました。被災地の広範性、被災
者の数の多さ、死者、行方不明者が2万人を超えるのではないかと予想される現
実の只中に、わたしたちは生きています。人権の基礎である命が失われたので
す。国内外の人びとの被災者支援、救援の輪が広がってはいますが、まだまだ混
乱に満ちています。箕面市も被災地であった、16年前にわたしたちが経験した
阪神淡路大震災と比較しても、被害のケタが違います。あの時には、日本全国、
世界から多くの支援を受けました。それをわたしたちは忘れてはいません。今度
は、わたしたちが踏ん張る番でしょう。被害の大きさ、放射能汚染の解消、ひと
と街の復興には、10年単位の国家的再生計画が求められます。全ての箕面市民
も感じているであろう、まさしく国難的状況なのです。
本協議会も、全力を上げて救援活動に取り組んでいます。しかしながら、その支
援活動は、1回や2回の単発なものであってはなりません。息の長い長期に渡る
支援活動でなければなりません。本協議会を構成する個人、団体が力を合わせ、
あらゆる市民とつながりながら、人権再生の想いの元、本年度を東日本大震災支
援の最初の年と位置づけ、長年に渡る誠実な支援活動を開始し、続けます。

〓過日、ゆめ風基金事務所に、43歳になる頑丈そうに見え、ひとの良さそうな
人物が、知人に紹介されたからと訪れてきました。そして、ボランティアの経験
は無いけれど、身内に精神障害者がいるので、長期にひとの役に立ちたいから、
被災地の救援活動団体を紹介して欲しいとのことでした。これはまぁ、ラッキー
と思ったのですが、話しを聞く内に、首をひねってしまいましたね。元は土木作
業員をしていたが、手にケガを負って、重労働が出来なくなり、会社をクビに
なって、現在、失業中。生活保護を申請したけれど、若い頃に、ヤンチャをして
いたことを理由に断わられた。現在、大津のアパートで暮らしているが、家賃を
払えなくなっている。現地に行くのなら、短期はダメ。長期ボランティアを希望
する。そのために、今のアパートを引き払うつもりでいる。このボランティアの
話しがないと、ホームレスになるしかない。うんぬん。こちらから、行くにして
も、交通費がいるし、食事費用も必要ですと話すと、解ったような、解らないよ
うな、ヘンな表情を見せたけれど、とにかく、現地の救援活動をしたいので、現
地組織と連絡を取って欲しいと、連絡電話番号を書き置き、お帰りになったけれ
ど、その電話がブリペイドカード用なんだなぁ。さて、どうしたもんかなぁと、
事務所メンバーは、ハテナ印色に染まっております。結局、その翌日に、ボクか
ら電話をかけ、丁寧に、申し出をおことわりしましたが、やっぱり、ハテナでし
たね。

〓ゆめ風基金事務所の前の道路沿いにある並木の根元に、一本の小さな薔薇の木
があります。ご近所の方が植えられたのでしょう。その薔薇の木に、5輪の真っ
赤な薔薇の花が咲きました。少し小さめですが、とても綺麗で可憐に、初夏の風
に吹かれて、揺れています。その光景が、被災地のガレキの中で咲いている、名
も分からない小さな花の映像に重なって、自然は、猛威もふるうけれども、優し
さも届けてくれますねと。

〓東日本大震災障害者新潟支援センターからの報告からの抜粋です。
〓ここまでに至った経過として、3月にゆめ風基金の八幡理事が私たちの事務所
に立ち寄ってくださったことが大きなきっかけです。ホテルに避難中の田村市の
皆さんとお会いし、その思いを受けとめたいとできることを話し合ってきまし
た。一連の支援を通じて感じたことは、今回避難されてきた方達は原発事故によ
る放射能汚染の影響を心配している方が多く、新潟で暮らしたいというよりも地
元に戻りたいという当然の願いを持っていらっしゃることから、日々揺れ動く心
の葛藤は大きいものがありました。少し落ち着いて田村市に戻られましたが、放
射能の影響による不安は続いています。最悪の場合、北陸ルートを通り避難しな
ければならず、新潟で暮らすというよりもさらに西に避難を余儀なくする可能性
もあります。私たち新潟市に住む者もひと事ではありません。今回は避難施設と
マンパワーが大きな課題でした。新潟市内の支援体制として現在の避難所は大型
体育館4ケ所中心で、保健師や行政が24時間体制で常駐しておりましたが、介
護が必要な方のための環境が不備でした。福祉避難所は老人福祉センター1ケ所
のみだったことも、今後の課題だと考えております。
:尚、4月には、福祉避難所には、1世帯のみ避難されている:新潟市に避難さ
れてはどうかということを提示しましたが、1ケ所にまとまって避難できる提案
を今回できず、自立生活センター新発田が管理してきた一軒家がその条件に合っ
て、その一軒家に4月から移ったのです。新発田市内で確保した一軒家は、広く
て障害を持った方、ヘルパーなど10人くらいは過ごせると思います。
:入浴設備やトイレの設備が不便なため、この度ゆめ風基金の支援を受け、南相
馬市、田村市の方達のために浴室の改修費用を助成していただきました。:避難
されてくる場合、住民の確保はもちろんですが、人材の確保も必要でした。避難
されてきた方達がヘルパー資格を持っているとは限りません。私たちの団体は昨
年重度訪問介護事業の研修実績がありました。本年度も、重度訪問介護事業の研
修を何度かして、20時間の研修で重度の障害を持った人を支援できる人材育成
の試みをしていきます。以上のことを課題として、5月には仙台市のたすけっ
と、郡山市の救援センターを訪問し、北陸から福島への支援の拠点として、ま
た、避難する際の新潟の役割を話し合っていきたいと思います。ゆめ風基金のご
支援を受け、さらに、長期的かつ継続的な支援ができるよう新潟で取り組みます。

〓ポテトファームの佐野さんからのレポートからの抜粋です。○放射線検知器の
脅威の数値。一分間でガイガー管に飛び込むベータ放射線の個数の通常数値を
25カウントとします。滋賀県の平均数値です。南相馬市に入ると100カウン
トを超え、時折、アラームが鳴りました。アラームは、99にセットしてありま
す。県道62号線山道にさしかかり、高の倉ダム付近では、計測ごとに、約
100カウントずつ増えるという、信じられない現象が起き、一時1000カウン
トを突破。道として迷ったことに加え、生きて帰れるのかと心細くなりました。
ようやく二本松にたどり着き、100カウント台に数値が下がると、ほっとしま
した。先日、二本松インター付近で、150カウント台を表示されたとき、恐ろ
しい思いをしたのに、1000カウントに遭遇すると、100や200カウントで
も安心するという、人の心理は複雑です。今回、標高が高く、特定の地域に高濃
度の放射線が存在する、いわゆるホットスポットの存在を実感しました。ううううう

〓○ひとりじゃないよ!信じあい、助けあいながら:ふくしま支援センター
ニュースつながりナンバー2:被災地障害者支援センターふくしま発行よりの抜粋
〓震災から1ケ月以上過ぎましたが、福島県は原子力発電所の事故のこともあ
り、不安の中生活しております。住民のみなさんは、肉体的な疲れと共に精神的
なストレスも徐々に溜まってきています。私たち被災地障害者支援センターふく
しまは、現在、福島県内の避難所の障害者の困っていることを聞いて行政や相談
支援員に回す段階にきています。今後は、避難所にも入れずに、他のつながりが
ほとんどない在宅の障害者支援と労力と時間のかかる活動もしていきます。先
日、NHKや新聞で支援できるが紹介され、相談の電話も増えてきています。今後
も支援の輪をもっと広げて、障害者のみなさんの支援に全力で取り組んでいきた
いと思います。○調査累計。障害者支援事業所39ケ所、避難所152ケ所、個別
相談対応108件、電話相談22件、4/14まで。

○避難所からの声:自治体では避難所にいるすべての障害者の状況、人数につい
て把握がむずかしく、当支援センターも避難所の障害者の状況とニーズ、困りご
とを調査してきました。調査して上がってきた問題点。〓食事の栄養が偏ってい
る。〓プライバシーが守られていない。〓介護用品、薬が足りない。〓避難所か
ら学校に通うための交通手段がない。〓入浴ができていない。〓聴覚、視覚障害
者には、情報が入りにくい。〓トイレが使いづらい。などがありました。

○ポテトファームの佐野さんが、滋賀県から野菜ジュースとトイレットペーパー
の差し入れを持って、支援センターに来て下さいました。全国のみなさんに支え
られていることを、改めてスタッフ一同が実感しました。また佐野さんは、当支
援センター内の放射線量を測定してくれました郡山市の放射線量が思ったよりも
高いと心配されていました。
〓以上!


◎分けない社会は、分けない教育から!!◎




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