2010年10月27日
第8回総合福祉部会
2010 瀬戸内国際芸術祭~男木島
障害連事務局FAXレターNo192 2010.10.26(火)
作業チームスタート
―実態調査で意見続く 第8回総合福祉部会―
いよいよ作業チームが開始した。10月26日(火)第8回総合福祉部会が行われた。
まず、新しく厚労省の政務官となった岡本政務官が挨拶し「障害者福祉を進めるにあたっては、国民の理解が必要で透明性・公平性のある施策とし、一歩一歩前進させていきたい」と述べた。
続いて、作業チームの検討と範囲と内容について、に移り、6つの部会作業チームの役割と座長が佐藤部会長からあり、3つの合同作業チームの役割と座長が東室長からあった。
なお、この作業チームは「それぞれの課題の論点を整理するものなので、インターネット上の公開などは行わない」ことが確認されている。
次に、実態調査に関する報告が平野委員からあり、名称は「<生活のしづらさなどに関する調査>全国在宅障害児・者等実態調査(試行調査)」とすることとした。
ヒアリングやパブリックコメントなどを通して、前の案より医学的なものを削るなど、大分絞り込んだとのこと。
しかし、「精神病」者集団の山本委員は、「この案では障害者の実態を把握できない」とのことで意見が再度表明され、他の精神障害関係委員からは「家族の代筆は認めていて、これだと本人の意向を聞かないで行われるケースが増えるのではないか」との発言があった。さらに、知的・発達障害関係委員から「この設問だと障害の原因について答えにくい」などなどの発言があった。
ワーキンググループをもう一度開催し、修正していくとのこと。
次回、11月19日(金)
Posted by 会員
at 02:53
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