2010年06月02日
千葉県の明年度進学希望者数
明年度進学希望者数と定員内不合格者数
平成21年3月
公立中学校卒業生~66人
(定員内不合格者179人)
平成20年3月
公立中学校卒業生~61人
(定員内不合格者215人)
平成19年3月
公立中学校卒業生~60人
(定員内不合格者180人)
平成18年3月
公立中学校卒業生~(?)
(定員内不合格者143人)
平成17年3月
公立中学校卒業生~54人
(定員内不合格者170人)
平成16年3月
公立中学校卒業生~42人
(定員内不合格者205人)
平成15年3月
公立中学校卒業生51人
(定員内不合格者143人)
平成14年3月
公立中学校卒業生74人
(定員内不合格者153人)
平成13年3月
公立中学校卒業生~96人
(定員内不合格者139人)
平成12年3月
公立中学校卒業生~97人
(定員内不合格者141人)
□ □ □
これらの数字から分かることは、たった一つです。
千葉県で「定員内不合格」さえ出さなければ、
高校進学を希望しながら
浪人せざるを得ない子どもは、
数字の上では、
一人もいなかったということです。
10年以上前から、希望者全入はできていたはずです。
毎年、このたった二桁の、子どもたちの希望を、
三桁の「先生の都合」が、奪い続けてきたのです。
単純に、一年、一年、引き算をしてみただけで、
それでも、「定員」は余っていることが分かります。
そして、今年から「高校無償化」です。
すべての国民、いえ、外国の子どもも含めて、
国が授業料を負担するのは、
子どもたちにとって、教育を受けることが、
基本的な人権に他ならないからです。
繰り返しますが、東京や神奈川、大阪などでは、
「定員内不合格」がありません。
上記の毎年100人足らずの子どもの不幸は、
「定員不合格」を出すのが当たり前の
千葉県に生まれた不幸です。
この不幸は香川県も同じです。というより、人口比率から考えると、より深刻です。
Posted by 会員
at 09:40
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