2010年03月06日

「第2回公開質問状」調査集計等を高校にお知らせ

「第2回公開質問状」調査集計等を高校にお知らせ

先週、記者発表した「2009年度 第2回公開質問状(公立高等学校長への高校のノーマライゼーション&バリアフリーの調査)」の調査結果等の資料の発送作業が昨日終了しました。週明けには、回答いただいたすべての校長先生宛に届くと思われます。お届けが遅くなりましたが、ご協力ありがとうございました。

以下のお手紙を付けて、校長先生宛てにお届けしました。

                            2010年(平成22年)3月3日
香川県○○○高等学校長様

 菜の花畑が黄色に色づき、早咲きの桜が咲き始めたりと、季節は確かに春へと向かっていると感じる今日この頃ですが、貴校におかれましては、日々の教育活動にご多忙のことと存じます。このたびは、お忙しい中、私共の公開質問状にご回答協力いただきましたこと、心よりお礼申し上げます。つきましては、回答一覧表・調査集計結果等を作成いたしましたのでご覧いただきますようお願い申し上げます。
また、私たちは、この調査集計結果を踏まえ下記のとおり、教育長に申し入れいたしました。皆様の障害児・者への偏見のない正しい理解と認識をお願いいたします。
障害児・者の高校進学に関する申入書
 貴職におかれましては、日々職務にご多忙のことと存じます。
 私たちは、1995年以来、ノーマライゼーションの実現を求め、普通高校進学を願う障害児・者が、障害による差別や不利益を受けることなく希望した高校へ進学でき、同世代の仲間と共に高校生活を送れることを願って活動しております。
今回、私たちの会が実施いたしました香川県公立高校における、“「障害のある生徒」についての受入れ状況及び配慮等の第2回公開質問状(高等学校長へのアンケート)”には短期間で、32校すべての公立高校から返信をしていただけました。四年前の第1回(2005年)公開質問状では、文書で返信いただけず、電話での聞き取りとなった高校もあり、集計するのに時間がかかりましたが、今回は、全校文書でご回答いただきました。皆様のご協力ありがとうございました。
 集計発表が遅くなってしまいましたが、第2回公開質問状(2009年)の調査集計結果が出ましたので、その結果を踏まえ下記のとおり申し入れいたします。
尚、今回の調査結果では、「2006年(平成18年)12月に、障害者の権利及び尊厳を保護・促進するための国際条約である『障害者権利条約』が国連において採択され、2007年(平成19年)には日本政府もこれに署名し、批准に向かっていること」をご存知の校長先生は32校中27人、「採択したことは知っていますが、現在の批准についての状況は知りません」1人、「障害者年について、いろいろな行事等行なわれたことは聞いたりして知っている」1人、「知らない」2人、無回答1人でした。
高校進学の選抜の最終判断者は各高等学校長ですので、今まで以上のより深い障害児・者へのご理解をいただけますようご指導のほどよろしくお願いいたします。

  1.障害児・者にとって真の公正公平な選抜システムを機能させる。
  2.定員内不合格者を出さない。
      
        障害児を普通学校へ・全国連絡会 香川                                               
インクルージョン実践研究会 
香川「障害児・者」の高校進学を実現する会                  



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