2009年02月26日
日本の福祉 ②
日本では、1981年(昭和56年)、国際障害者年として掲げられた「障害者の完全参加と平等」という考えの中で「福祉」の理念として「ノーマライゼーション(ノーマリゼーション)」は位置づけられました。
ノーマライゼーションの考え方は、1950年代に北欧で生まれました。そして、1959年(昭和34年)デンマークの知的障害者法によって「知的障害者の生活を、可能な限り普通の生活に近づけるようにすること」と初めて定義づけられました。
こうした動きをきっかけにして「障害があるという理由で普通の生活を営むことができない社会はアブノーマル(異常)であり、強いものだけしか生きていけない脆弱な社会構造である」という認識は急速に世界に広がり、福祉の理念として根づきはじめました。
Posted by 会員
at 04:59
│Comments(0)
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。