2010年07月28日
続「第17回 障がい者制度改革推進会議」
インクルネットよりメールが届いています。
推進会議の最後に藤井議長が以下のようにまとめています。
「・このままではいけない。中教審の特別委員会がはじまっている。ダブルトラックでは混乱する。
・二つの点では一致している。「子ども真ん中にして」という点。そして「今すぐ」とはだれも言っていない点。問題は基本的な方向をどう考えるのか。
・どうやって政策的に合意形成を作っていくのか。知恵を出し合って建設的な合意形成がはかれるように一歩でも前に進めるようにすることは各々の宿題。
・今日の議論は中途半端で消化不良ではあるが、歴史的なテーマであるし結論が出るのは難しいことはわかっていた。しかし、まだまだギャップは大きすぎる。
みんなで考えていかなければならない。」
*ダブルトラックとは、推進会議のいう条約に基づいた「インクルーシブ教育」と文科省が言う「日本型インクルーシブ教育システム」の定義です。これが違うために議論がかみ合わない。
推進会議の構成員の質問部分と回答だけでも動画でご覧ください。ダブルトラッ
クの意味・違いがよくわかります。
http://wwwc.cao.go.jp/lib_05/video/suishin16.html48分~117分、173分から185分、231分から最後までが質問回答部分です。
日本型インクルーシブ教育システムについて、文書で定義を出すように最後に勝又委員、山崎委員より要請されましたが、中教審特特委では「日本型インクルーシブ教育システム」の定義のもと、議論が進められます。
文科省が考える「日本型インクルーシブ教育システム」は現在着々進められています。
第一回特特委議事録の資料は以下に出されています。
http://www.kyoi-ren.gr.jp/siryou/newpage1.html
障がい者制度改革推進会議
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/kaikaku/kaikaku.html
取りいそぎ、状況報告まで。
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◎分けない社会は、分けない教育から!!◎
Posted by 会員
at 07:58
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