2008年05月14日

小夜さんの《子どもを分けてはいけない4つの理由》

小夜さんの《子どもを分けてはいけない4つの理由》1.《子ども本人が分けられたがっていない。

「子どもというものは、もともと分けたがっても、分けられたがってもいないのです。大人が余計なことを言わなければね。」


2.《分けたところでできることには限りがある。

「分けられた場所、障害児のための場所では、できることが限られてきます。
今、養護学校や特殊学級で素敵な実践をしている方は沢山いらっしゃいます。
ですけど、私から言えば、それを普通学級のみんなの中でやればもっと値打ちがあるのになと思います。
 養護学校や特殊学級の先生には是非そこを目指してもらいたいと思います。」

3.《将来にわたって地域で普通の生活をすることが難しくなる。

「学校教育を終えた後、その方がずっと人生長いわけです。」

「将来にわたって地域で過ごすとすれば、そのときに、普通の学校生活をしてこないと非常に不便だということ。」

「普通に暮らしをしていないと、普通の暮らしは身につきませんから。」

「地域で暮らすには、地域の暮らしの場数を踏んでいないと駄目ですよね。」

4.《分けた側の不幸ははかりしれない。

「これが一番大きいのではないでしょうか?障害児に会うことなく、学校生活を送ってしまった健常児と言われる子どもの側の不幸が非常に大きいんじゃないでしょうか。」

「障害児に出会わないで学校生活を終えた人、親になって初めて障害児と出会ったという人もいて、ご苦労なさった方もおありですよね。」




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