2009年02月21日
重度知的障害ダウン症の高校生今春卒業!
友人からの和歌山の美しい夕日です。
一昨日の、NHK「ゆうどき香川」で友達のヒロちゃんが、5年間かけて(1年時に2度留年している。)全日制高校普通科をめでたく卒業することとなったと伝えていた。おめでとう
私たちは、ひろちゃんの高校生活に関わってきた人々(教師・生徒・保護者など)の障害をもつ人への対応の変化(成長というか理解が深まったというか~)が、ヒロちゃんやお母さんの頑張り以上に大きかったと思う。
もちろん、障がいのあるヒロちゃんが高校に存在し続けたからこそ、社会(学校)の理解は深まったわけであるが・・・。
それと、マスコミの方々にいっておきたいのだけれど、「障害は克服」出来るものではないということで・・・
WHO(世界保健機関)は障害の分類を、1980年の医学モデルといわれる「ICODH(国際障害分類)」から2001年に社会モデルといわれる「ICF(国際生活機能分類)」へと改定したということを、踏まえて報道をして欲しいと思う。
これは、人間らしく生きる権利の回復、全人間的復権の達成を目標とするものです。
「ADL(機能回復)」⇒「QOL(生活の質の向上)」
Posted by 会員
at 06:32
│Comments(2)
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ダウンちゃんや色々な子供達がいる。
そんなゆとり教育が
いいですね。
障害の有無と高校の単位が取れるということは、高校教育でも絶対評価をもちいているわけだから、障害があるから、単位が取れないということはないと思われるし、全国でも知的障害がありながら、高校を卒業している人はいるのだから、香川県もやっと知的障害に対する理解が深まった現われだと嬉しく思っています。そして、NHKがその後のテレビのニュースやラジオで報道してくださったということは、多くの人々にしっていただき良かったと思っています。
一方、いくら学校の教科の勉強をしたからといって、その知的障害がケッシテなくなって、「健常者」といわれる人になれるわけではないということを私たちは、理解しなければならないと思う。」