2009年01月19日

今一度、『障害』とは

今一度、『障害』とは

我が家の庭には、今は亡き母からのプレゼントの紅梅&白梅があります。
今年は、二つの枝はお正月早々につぼみをつけ、白梅はもう咲き出しました。
この写真はまだつぼみの紅梅です。


WHOの二つの障害概念

1980年・・・国際障害分類の障害構造モデル(医学モデル)
 ICIDH
  疾患→機能障害→能力障害→社会的不利

 *社会が、個人の能力や機能に関して、一定の基準に達することを、個人に要求することによ
 って生じる社会的障壁や態度
 
2001年・・・国際生活機能分類の生活機能構造モデル(社会モデル)
 ICF
   障害が個人にあると捉えないで、障害のある人と環境との関係性にあると考える。

 *社会的環境が、個人の疾病、変調、事故、その他に伴う心身の特徴を受け入れないことによ り、個人が日常生活又は社会生活が継続的に又は断続的に制限を受けると状態をいう


日本では、高齢者福祉において2000年に介護保険が始まり、障害者福祉においては2003年に支援費制度によって、福祉制度は『措置』から『自分で選択できる』制度へと変わっていっています。
福祉制度は税金を使うわけですから、上から下への『恩恵』ではなく、国民の『権利』として今の日本では位置づけれています。




Posted by 会員  at 08:27 │Comments(0)

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